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周囲温度ディレーティング

周囲温度ディレーティング

周囲温度ディレーティングとは、ディレーティングの内、周囲温度によって定められるものを指します。主にスイッチング電源の内部温度が一定以上に上がらないようにするために定められています。電源の内部温度は、周囲温度+電源自体の発熱分で決まり、その発熱分がおおよそ出力電力で決まるため、周囲温度が上昇したら定格電力を下げなければならないのです。

機種によっては、低温側にディレーティングが設けられている場合があります。これは、低温時に大きく特性が変化する部品(電解コンデンサなど)を使用している場合に、スイッチング電源の特性(出力電圧リップルなど)が仕様を満たせないことがあり、これを避けるためにディレーティングが設けられています。

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